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2022 第72回「木の文化フォーラム」のご案内

テーマ:イームズを読み解く 〜図面からわかった、その発想とデザイン〜


 コロナ禍にあって、およそ2年振りに開催した2021年12月の第71回フォーラムから早半年となりました。まだまだ、木の文化フォーラムも、年4回の通常開催とはいきませんが、次回の開催日時が決定いたしました。


 テーマは、図面から読み解いた、チャールズ&レイ・イームズの発想やデザイン。講師は、イームズ研究者で武蔵野美術大学名誉教授の寺原芳彦さん。第64回「木の文化フォーラム」でもイームズについてお話しいただきましたが、今回は、寺原さんが100数十枚所有されているイームズの椅子やテーブルの図面にフォーカスしての講演です。

 案外知られていませんが、1960年代半ばから20数年にわたって、日本でもイームズ製品が生産されていました。生産者は、ハーマンミラー社とライセンス契約したモダンファニチャーセールス社(伊勢丹の子会社)。寺原さんは、20代の頃に数年、同社に勤務されています。その後、武蔵野美術大学の教員としてイームズ研究などを続けてこられました。そのような経緯から、散逸されていた図面の一部が寺原さんの元に集約されました。

寺原さんは、それらの貴重な図面を検証しながらイームズの発想やデザインコンセプトを探求し、今年7月には、その内容をまとめ本が刊行されます。フォーラムでは、図面画像を示しながら、イームズの真髄について語ってくださいます。


 どなたでもご参加いただけますので、皆様どうぞお越しください。


〇開催日時:2022年8月27日(土)14:00~16:00


〇会場:北沢タウンホール 2階 第1集会室(東京都世田谷区北沢2-8-18)

*京王井の頭線/小田急線 下北沢駅から徒歩5分

http://www.setagaya.co.jp/kuminkaikan/kitazawatownhall/


〇講師:寺原芳彦(てらはら よしひこ)

1943年、東京都生まれ。武蔵野美術大学名誉教授。チャールズ&レイ・イームズ研究者。インテリア・プロダクトデザイナー。シカゴ美術館付属大学(SAIC)など海外大学交換交流教員・客員教授を歴任。毎日ID賞、JID賞(日本インテリアデザイナー協会賞)など受賞。「チタニウムチェア」などがヴィトラデザインミュージアムに収蔵。著書に『世界の名作椅子40選 うしろ姿から探る機能と美』(丸善出版)、共著に『インテリア・デザインを知る』(鹿島出版会)、監修に『インテリアデザイン』(武蔵野大学出版会)。

2022年7月、『イームズを読み解く 図面からわかった、その発想とデザイン』(誠文堂新光社)刊行。


〇参加費:1,000円(学生は500円)


〇定員:40名


〇申込:参加ご希望の方は、下記の「木の文化フォーラム」事務局ウェブサイト(「木の文化フォーラム」で検索)、または、メールアドレスよりお申込ください。

定員になり次第、申込を締め切ります。


木の文化フォーラム事務局

https://kinobunka2002.wixsite.com/forum

E-mail: kinobunka2002@gmail.com


*参加者の皆様へのお願い:マスク着用の上、ご参加ください。当日、体調不良の方のご参加は、お控えいただければと存じます。会場入場時には、受付付近に設置するアルコール消毒液で手指の消毒をお願いいたします。









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