テーマ:シェーカー家具 ~作り手から見た、シェーカー家具の構造やデザインの特徴や魅力~
講師:宇納正幸(シェーカー家具製作者、『シェーカー家具大全』共著者)
シンプルな構造で機能性に優れた、18世紀末のアメリカでシェーカー教徒によって生み出されたシェーカー家具。無駄を削ぎ落としたフォルムは、現在も人気があり多くのファンがいます。近代家具デザインにも大きな影響を及ぼしました。特にシェーカーチェアは、ウィンザーチェアやトーネットの椅子などと共に近代木製椅子のルーツの一つとされます。
講師の宇納正幸さんは、40年以上前からシェーカー家具の製作に携わってこられました。作り手の立場から、シェーカー家具の生まれた背景、デザイン、構造、製作方法などについて解説してくださいます。
会場には、シェーカー教徒が製作したオリジナルのオーバルボックス、キャリア、スツール、100年以上前に製作されたロッキングチェアを解体した部材、宇納さん製作のシェーカーチェアなどを展示します。
どなたでもご参加いただけますので、どうぞお越しください。
〇開催日時:2024年9月28日(土)14:00~16:00
〇会場:1号館1508教室(正門から向かって左側校舎5階)
〇アクセス:・JR、東京メトロ、都営地下鉄「市ヶ谷駅」から徒歩数分
・東京メトロ「半蔵門駅」から徒歩数分(5番出口)
〇講師プロフィール:宇納正幸(うのう まさゆき)
1960年、京都市生まれ。嵯峨美術短期大学インテリアデザイン科卒業後、飛騨高山のアリスファーム(83年、北海道へ移転)でシェーカー家具の製作に携わる(~84年)。86年、京都市内で宇納家具工房開設。89年、京北町(現、京都市右京区)に工房移転。95年、アリスファームよりシェーカー家具の図面や治具を引き継ぐ。現在、シェーカースタイルの家具製作を行いながら、作り手の立場からシェーカー家具について研究を進めている。
〇参加費:1,000円(学生は無料)
〇定員:50名
〇申込:参加ご希望の方は、下記の「木の文化フォーラム」事務局ウェブサイト、またはメールアドレスよりお申込ください。定員になり次第、申込を締め切ります。
木の文化フォーラム事務局
E-mail: kinobunka2002@gmail.com
*2024年9月6日、『シェーカー家具大全』(宇納正幸/白木克洋/西川栄明、誠文堂新光社、税込価格6,600円)発売。*会場で販売します(現金払いのみ)
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