テーマ:椅子クラフトはなぜ生き残るのか
講師:坂井素思(放送大学特任教授、『椅子クラフトはなぜ生き残るのか』著者)
講師の坂井素思さんは、2020年に『椅子クラフトはなぜ生き残るのか』(左右社)を刊行されました。同書は、社会経済学者が椅子をテーマに論述するという、今までになかった内容となっています。執筆にあたっては、武蔵野美術大学美術館・図書館の椅子コレクション、松本民芸家具、信州在住の木工家など数多くの椅子関係者を取材されました。
フォーラムでは、本の目的である「椅子をクラフトする」とはどういうことなのか、クラフツ文化というものがもしあるなら、それは現代社会にとってどういう意味を持っているのかなどの点を踏まえながらお話しいただきます。刊行後に入手された新しいデータなどもご紹介くださいます。
どなたでもご参加いただけますので、どうぞお越しください。
〇開催日時:2023年3月4日(土)14:00~16:00
〇会場:東京家政学院大学・千代田三番町キャンパス(東京都千代田区三番町22)
1号館1508教室(正門から向かって左側校舎5階)
〇アクセス:・JR、東京メトロ、都営地下鉄「市ヶ谷駅」から徒歩約7分
(都営地下鉄利用の場合はA3番出口)
・東京メトロ「半蔵門駅」から徒歩約7分(5番出口)
〇講師プロフィール:坂井素思(さかい もとし)
1950年、長野県生まれ。放送大学特任教授(社会経済学)。主な著書に、『貨幣・勤労・代理人 経済文明論』(左右社)、『経済社会論』『家族の経済』『社会的協力論』(以上、放送大学教育振興会)など。近年、椅子の社会経済学的研究を手掛けている。
幼少の頃から木の椅子と接しながら暮らす。以下は、著書『椅子クラフトはなぜ生き残るのか』掲載のプロフィールから抜粋。「信州で木材業を経営していた祖父の家に生まれる。最初に座った記憶のある椅子は、木枠にデニム地産面の長椅子だ。幼稚園時代に松本民芸家具工場前の道をかよった。(中略)一九八一年に結婚したとき、民芸調の重厚な応接椅子と食卓椅子を購入し、修理しながら使い続けている。グレイン・ノート椅子展の木工家の作る椅子に、いつも好奇心を覚えつつ座っている。(後略)」
〇参加費:1,000円(学生は無料)
〇定員:50名
〇申込:参加ご希望の方は、3月2日(木)までに下記の「木の文化フォーラム」事務局ウェブサイト(「木の文化フォーラム」で検索)、またはメールアドレスよりお申込ください。定員になり次第、申込を締め切ります。
木の文化フォーラム事務局
E-mail: kinobunka2002@gmail.com
https://kinobunka2002.wixsite.com/forum
*参加者の皆様へのお願い:マスク着用の上、ご参加ください。当日、体調不良の方は、ご参加をお控えいただければと存じます。
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