今回の講師は、家具・プロダクトデザイナーの榎本文夫さん。12年ほど前から竹や針葉樹を用いた家具やプロダクト製品のデザインを手掛けられ、特に最近は、林地残材(林地での伐採作業の際に放置された残材や枝など)の利用について研究されています。近年注目されている針葉樹などの活用について、デザイナー視点から語っていただきます。柔らかい材を用いる際の強度とデザインの関係など、経験豊富なデザイナーならではのお話をうかがえる機会です。どなたでもご参加いただけますので、皆様どうぞお越しください。
*会場で、榎本さんがデザインされた竹やスギ製の椅子などを展示する予定です。
〇講師:榎本文夫(えのもと ふみお)
1957年、東京都生まれ。プロダクトデザイナー、駒沢女子大学人間総合学群住空間デザイン学類教授。
クラマタデザイン事務所勤務を経て、榎本文夫アトリエを設立。ヤマギワ、内田洋行、アイデックなどの家具デザインを多数手掛ける。近年、竹や針葉樹を用いた椅子や掛け時計などのデザインを行う。2011年、ワイス・ワイスから発表した「KURIKOMA」(東日本大震災被災地のスギを使用)で、グッドデザイン・ものづくりデザイン賞を受賞。2018年、「108本の枝」展を開催(様々な自然木の枝を用いて仕上げた作品を展示)。
〇開催日時:2019年9月7日(土)14:00~16:45
〇会場:東京家政学院大学・千代田三番町校舎(東京都千代田区三番町22)1号館1214教室(正門から向かって左側校舎2階)
〇アクセス:
・JR、東京メトロ、都営地下鉄「市ヶ谷駅」から徒歩約7分(地下鉄 A3番出口)
・東京メトロ「半蔵門駅」から徒歩約7分(5番出口)
〇参加費:1000円(学生は500円)
〇申込:参加ご希望の方は、9月5日(木)までに下記の「木の文化フォーラム」事務局ウェブサイト(「木の文化フォーラム」で検索)、または、メールアドレスよりお申込ください。
*フォーラム終了後、会場近くのお店で講師を囲んで懇親会を行います。こちらも、どなたでもご参加いただけます(参加申込は当日受付、会費未定)。
木の文化フォーラム事務局
E-mail: kinobunka2002@gmail.com