テーマ:作り手から見たウィンザーチェア
今年の夏から秋にかけて、国内で所蔵されているウィンザーチェアやヨーロッパの伝統的な椅子の名品を100脚近く展示する「ウィンザーチェア 日本人が愛した英国の椅子」展が、長野県信濃美術館(7/1~8/27)と東京・駒場の日本民藝館(9/7~11/23)で開催されます。
第61回「木の文化フォーラム」は、日本民藝館での開催に合わせて、ウィンザーチェアタイプの椅子を製作されている木工家・小島優さんをお招きし、「作り手から見たウィンザーチェア」のテーマでお話していただきます。
200年以上前に椅子づくりを手掛けた職人たちの技や、削り跡や木取りから推測できる職人の思いや道具の使い方などについて、作り手の立場からウィンザーチェアの構造やデザイン、魅力などについて語ってもらいます。どなたでもご参加いただけます。皆様どうぞお越しください。
日本民藝館所蔵のウィンザーチェア
〇講師:小島優(こじま あつし)
1973年、兵庫県生まれ。木工家(ウィンザーチェアタイプの椅子などを製作)。
91年、英国へ渡り、椅子職人のビル・ハッドフィールド氏に師事。数年間、日本と英国を行き来しながら椅子づくりを学ぶ。97年、阪急百貨店うめだ本店美術画廊にて個展開催(以後、6回開催)など、個展開催やグループ展へ出展。国展や日本民藝館展などの公募展で入選を重ねる。2017年、長野県信濃美術館と日本民藝館での「ウィンザーチェア 日本人が愛した英国の椅子」開催に際し、作品検討委員として出展品の年代や産地の鑑定を行う。
製作中の小島氏/小島氏の作品
〇開催日時:2017年9月9日(土)14:00~17:00
〇会場:東京家政学院大学・三番町校舎(東京都千代田区三番町22)1号館1501教室(当初ご案内していた1304教室から変更となりました)(正門から向かって左側校舎を5階に上がり一番奥の教室です)
〇アクセス:JR、東京メトロ 市ヶ谷駅から徒歩約7分(地下鉄 A3番出口)、もしくは、東京メトロ 半蔵門駅から徒歩約7分(5番出口)
〇参加費:1000円(フォーラム会員と学生は500円)
〇申込:参加ご希望の方は、9月7日(木)までに下記の「木の文化フォーラム」ウェブサイトよりお申込みください。
*フォーラム終了後、講師を囲んで懇親会を行います。こちらも、どなたでもご参加いただけます(参加申込は当日受付)。